2014年11月定例会

11月定例会を終えて(声明)

日本共産党名古屋市会議員団は、11月定例会を終えて声明を発表しました。

            11月定例会を終えて(声明)
                       2014年12月10日
                     日本共産党名古屋市会議員団 

  •  11月21日に開会した名古屋市会11月定例会は、市長提案の18件(総選挙にかかわる第127号議案一般会計補正予算を含む)を可決して、12月10日に閉会しました。日本共産党名古屋市議団は、第116号議案一般会計補正予算案に反対し、出産育児一時金の増額など17件に賛成しました。
  •  第116号議案一般会計補正予算案は、金城ふ頭駐車場施設の譲り受けに関する債務負担行為や、可燃・不燃・粗大ごみ及びプラスチック製容器包装の収集委託などでした。
  •  金城ふ頭駐車場施設は154億2400万円余を20年間支払ううえ、利息等が35億円も想定されており、不要不急の大型公共事業は許さない立場で反対しました。また、日常の市民生活や災害時にスピーディーな対応が求められる、ごみ等の収集事業に、民間委託の拡大は認められないとして、反対しました。
  •  わしの恵子、岡田ゆき子両議員が議案外質疑を行ないました。岡田ゆき子議員は、高校生の「ブラックバイト」対策や、市一般会計からの繰り入れによる介護保険料の値下げを求めました。
  • わしの議員は、市職員給与に関する人事委員会勧告について河村市長の認識をただすとともに、一人親世帯への支援強化を要請。住民生活に悪影響を及ぼすリニア中央新幹線建設工事に名古屋市は協力すべきでないと主張しました。
  •  意見書は、各会派から提出された12原案のうち、「火山噴火災害に対する観測・監視体制及び研究体制の強化」(日本共産党が原案を提案)など5件が全会一致可決されました。
  •  人事案件では、各区から推薦された人権擁護委員の候補者全員が全会一致で承認されました。
  •  請願は「小中学校の給食費の無料化」などを求めた17件、陳情は「平和公園の千手観音像の修復」を求めた1件が受理されました。党市議団はすべての請願の紹介議員となりました。
  •  党市議団は、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の撤回など3件の請願の不採択・審査打ち切りに反対しました。
  •  党市議団は、名古屋市が安倍政権の暴走から市民のくらしを守る防波堤となるよう、引き続き全力を尽くします。

以上