校則アンケート 中間集計報告【3】
校則を変えられたらいい 94%
「校則をかえられたらいいと思う」と答えた子どもは全体の94%に達しました。
また、校則のどんなところを変えたいかという問いには、「それ(校則のこと)を決めて何になるのか明確にしていない校則を変えたい」「生徒が校則を作れるようにする」「正当な理由がない校則は変えたい」「もっと自由が欲しい」「生徒が自由に過ごせるようにしたい」などの思いを寄せています。
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多くの子どもたちは「校則をどうやったら変えられるか」を教えられていないことがわかりました。一方で、校則を変えようと意見を述べたり、行動した経験がある子どもが58%をしめたことは注目に値します。
しかし、「校則改正案を出したら生徒指導部に握りつぶされた」「逆に叱られた」など82%が不本意な結果になった実状も浮き彫りになりました。
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日本も批准している子どもの権利条約は、表現の自由、思想・良心・宗教の自由、結社・集会の自由、私生活の自由など、おとなが享受している自由と同じ自由を子どもの権利として規定しています。校則問題も、憲法や子どもの権利条約に照らして、ふさわしい内容となっているのかみんなで議論することが大切です。
しかし、同条約を「知っている」子どもは半数以下。「内容を知っている」は2割しかいませんでした。
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キーワード:子どもと教育