小学校給食の無償化などを求める署名を提出

 6月5日、学校給食無償化を求める「学校給食無償化を求める名古屋市民の会」(小久保広海代表)は5日、小学校給食費の無償化を求める7071人分の署名を提出し、市教委に要請しました。日本共産党名古屋市議団も同席しました。

  名古屋市では、低所得世帯の給食費を援助する所得就学援助制度を今年度から拡充したものの、全員対象の無償化について河村市長は「全部タダにすると金持ち優遇になる」(3月2日市議会本会議)と主張するなど、市民の願いに背を向けています。
 
 懇談では、「就学援助を申請することに抵抗感がある人は多い。全員無償にしてほしい」「中学校1年生と小学校3年生の子がいます。物価高騰で家計が大変。就学援助を申請したけど、所得が少し基準を上回ったため認められなかった。夏になり体育の水着を買うのにも5、6千円かかる。義務教育なのにお金がかかるのはおかしい。せめて給食だけでも無償にしてほしい」と訴えました。

 対応した、市教育委員会の水谷章一学校保健課長は「教育委員会としては、学校給食の無償化は金持ち優遇とは考えていない。憲法では義務教育は無償としている。今日いただいたご意見を参考にしたい」と話しました。

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