2008年2月定例会 条例 提案説明 かとう典子議員(2月26日)録画中継を名古屋市会サイトにて配信しております。 政務調査費の領収書公開条例 提案説明
日本共産党とローカルパーティ名古屋を代表して、「政務調査費の公開に関する条例の一部改正について」の提案説明を行います。 本案は、政務調査費の収支報告書を提出する際に、すべての領収書と会計帳簿の写しを添付することを義務付け、政務調査費の使途の透明化を図ろうというものです。 議員の議会活動を支える政務調査費は「議員の調査研究に資するため」に支給されている公金です。公金の使途を公開することは当たり前です。 与党案では、1万円以上の領収書公開としています。「市民の思い受け止めた」と言うのなら、全面公開を先送りすることなく、今すぐ行うのが当然です。 昨年度のわが党の1万円以上の領収書件数では、3割しか明らかにできず、1円から公表しなければ透明化とはいえません。また、事務量が増えることを理由にすることは論外です。 昨年の一斉地方選挙で、「政務調査費の領収書全面公開」を公約された議員が、市民の信頼を裏切ることは許されません。 全国で17ある政令市のうち、全面公開はすでに4市が実施しており、加えて新年度には8市が、全面公開するという状況に至っており、いまや時代のすう勢です。 今議会で、条例改正する名古屋市会は、1円からの領収書公開をすべきです。 以上で、提案説明といたします。 |