2010年6月定例会 反対討論・賛成討論(6月29日)
議員報酬の額を市民参加・市民公開で検討し定める条例に賛成
くれまつ順子議員
各会派が発表した案を市民参加の第3者機関で検討し、報酬額を決定していくことが最も民主的
くれまつ議員
【くれまつ議員】 私は、日本共産党と社民党・ローカルパーテイを代表して、名古屋市議会の議員報酬の額を市民参加・市民公開で検討し定める条例について、賛成の立場から討論を行います。
更なる報酬引き下げを
市民生活が厳しさを増す中で、市民感情を十分尊重し、議員報酬を現在行われている10%削減よりさらに引き下げる必要があります。
市民参加・公開の第3者機関で決める
私どもは、市長からの押し付けではなく、議員のお手盛りでもなく、第3者機関を議会に設置して、市民参加で専門家の意見も入れて、報酬額を決めることを提案しました。
議員だけで決めればお手盛りだ
市民3分間議会演説では、「議員が自分で報酬を決めるのではなく、市民が決めるべき」との意見がありました。議員だけで報酬を決めれば、どうしてもお手盛りだと市民からの批判はまぬがれません。
市長も「1つのやり方」と認める
委員会の審議では市長からも、議会の側で第3者機関の設置をすることについてそういう方法があってもよい、公募市民について、幅広い市民の考えが取り入れられるならばそれも一つのやり方という発言もありました。
政令市最低額を第3者機関での議論のたたき台として提示した
一方、今6月議会に議会としても報酬の引き下げを提案していきたいという議長からの強い要請がありました。その要請にこたえて、私どもは、議員報酬は4割削減の1000万円、政令市で最低の水準にすることを市民的討論のたたき台として発表しました。各会派が発表した案を、市民参加の第3者機関で検討して、報酬額を決定していくことが最も民主的であり、市民の願いにこたえるものであると確信します。
以上の理由をのべて、賛成討論を終わります。
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