2010年6月定例会 議員提出議案に対する質疑(6月21日)
梅原紀美子議員
議会審議活性化促進条例案に対する質疑(自民党提案)
【提案説明】 (市長のどなり声が盛ん)議会基本条例第8条1項に基づくもの。必要とする資料の具体的内容の範囲を明らかにし、議会の求める資料を提供していただくもの。不透明な予算編成過程を明らかにするとともに、重要な政策決定の過程を明らかにしていただくことで、議会審議の活性化にもなる。
議会基本条例の制定により実行できるものをなぜあえてこの条例を定めるか
梅原議員
第3分科会で文章化したが、なくても資料要求ができるから削除したはずだ
【梅原議員】 名古屋市議会基本条例が制定されました。議会は市民の期待にこたえるための模索をしているところです。こうした中でこのたび議会審議活性化促進条例案が出されました。この条例案は市長が予算を議会に提出するとき、または決算の認定にあたって説明資料の作成を要求するにあたっての範囲をさだめています。この条例案の疑問点について1点だけ質問します。
第2条(1)から(7)までは議会基本条例制定研究会の第3分科会において議論の中で案として文章化されていました。しかしその後研究会において、この部分が細かすぎるという意見が出て、この規定を入れなくても資料要求ができるとしたことから削除したものであります。議会基本条例の制定により実行できるものをなぜあえてこの条例を定めるのでしょうか。理由を伺います。
さらに十分な審議が必要
【梅原議員】 説明いただきましたが、さらに十分な審議が必要だと感じますので委員会の審議にゆだねます。
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市民に明らかにするにも条例がふさわしい
【フジタ議員】
いわれるようにいったんは第3分科会でまとまり、条例化を試みたが、全体の構成上その部分だけが具体的になるので今回はやめとこうということになった。そのときの議論では議会の要綱で定めてはどうかと言う話になった。政策決定していく上で、議会が7項目を示すことでこれに基づいた議会判断を市民に明らかにするにも条例がふさわしいという結論になった。