2010年6月定例会 反対討論・賛成討論(6月29日)
名古屋市住宅リフォーム助成条例に賛成
わしの恵子議員

中小業者の仕事確保と、不況打開の大きな力になる助成制度の実現を


わしの議員

【わしの議員】
名古屋市住宅リフォーム助成条例について賛成討論を行います。

住宅の建設は、大幅に減少

深刻な不況により住宅の建設は、大幅に減少し、国交省の調査では、最高時の約半分以下です。また、名古屋市では市営住宅の建て替えは行っても、新規の建設はないため、住宅戸数は減っています。「住まいは人権」、市民の安心・安全で快適な住宅確保はみんなの願いです。

中小業者の仕事を確保してほしい

また、住宅の建設が進まない中、住宅リフォーム助成制度の創設で中小業者の仕事を確保してほしいと切実な声も上がっています。

市民からは大きな期待

日本共産党市議団の「名古屋市住宅リフォーム助成条例案」は、市民が地元の中小業者に依頼して、住宅のリフォームを行う際に、工事費の一定割合にあたる助成金を支給する制度です。この制度があれば、屋根のふきかえや、ベランダの改修、畳の交換など模様替えがしたい等々、市民が大きな期待をもって、この条例成立を待ち望んでおられます。

30都道府県、154自治体で実施

「住宅リフォーム助成制度」は、全国商工新聞調査によれば、今年3月31日現在、30都道府県、154自治体に広がっています。すでに実施されているところでは、建設業者をはじめ多岐にわたる中小業者の仕事確保と同時に、原材料などをはじめ、投じたお金の15倍から20倍の経済波及効果を生み出すものといわれています。

市民の安心・安全で快適な住生活に寄与

住宅リフォーム助成制度の創設こそ、市民の安心・安全で快適な住生活を求める声に応えるものであり、中小業者の仕事確保と、不況打開の大きな力になるものと考えます。

以上の理由を述べて、住宅リフォーム助成条例の賛成討論を終わります。

 

▲このページの先頭へ戻る