2010年11月定例会 議員提出議案への議案質問(11月30日)
《民主・自民 共同提案ヘの質問》
市民参加で報酬額を検討することを具体化していますか

くれまつ順子議員

議員報酬特例条例改正案について


くれまつ議員

(岡本議員の提案説明)
6月の議会改革推進協議会で、多くの市民や複数の学識経験者の意見を聞いたうえ、9月議会で11月分から来年4月まで議員報酬を月額20万円減額する特例を可決した。来年4月には市議選が予定され、議員報酬については今後検討するとしている。5月以降の議員報酬を学識経験者や無作為抽出による市民から構成される検討会において検討してもらうことを定める。

報酬額を引き下げるための検討会議か

【くれまつ議員】
議員報酬について、第三者機関の設置をして、報酬を市民参加のもとですすめることを具体化された条例改正案であると受け止めて質問をします。

第2項で、議員報酬の額を検討する会議の設置が提案されています。まず、この検討会議ですが、議会として検討会議を設置するのか。この点をお聞きします。そして、これは条例で報酬額を引き下げるために設置する検討会議なのか。それとも、特例でひきさげるための額を検討する会議なのでしょうか。

特例的に引き下げるためではなく、適正な額を検討していただくための会議

【岡本議員】
議員報酬を特例的に引き下げる額を検討するための会議ではありません。議員報酬について、財政規模、事務の範囲、議員活動に専念できる制度的な保障、公選としての職務や責任等を考慮した適正な額を検討していただくための会議を想定しています。

検討会議の構成と選定方法は

【くれまつ議員】
検討会議の構成について、伺います。有識者は何名、市民は何名ぐらいなのか、その内容をお聞かせ下さい。また、その選定方法について伺います。

可決されれば速やかに各会派と協議したい

【岡本議員】
条例案が可決されれば速やかに各会派の協議に臨みたい。その場合、自民党・民主党はもとより、公明党、共産党、無所属の議員、さらには市長の考えが反映され、市民に納得される構成にすべきと考える。裁判員制度や市の無作為抽出のアンケートのような方法なども参考にしたい。

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