2010年11月定例会 
民主・自民提出議案への修正動議説明(12月8日)
市民の声をいかすため「第3者機関の設置」の構成員に
公募委員を加えることの修正を提案

さとう典生議員

議員報酬の特例に関する条例の一部を改正する条例の「修正」について


さとう典生議員

「公募市民」も「無作為抽出市民」も加える

【さとう議員】
ただいま議題となっております、修正動議について、その趣旨と内容を説明します。

議員報酬のあり方については、この間、議会改革協議会の場で話し合いが行われてきました。

そして、11月定例会に我が党の提案と民主・自民両党による共同提案とが提出され、委員会で審議されてきました。

我が党が、かねてより市民参加の第三者機関を設置して、市民の意見をふまえ、報酬の削減を行うべきであると提案してきたことはみなさん周知のとおりであります。

民主・自民の共同提案と我が党の提案について、第3三者機関を設置する点では共通をしていますが、市民代表について「公募市民」か「無作為抽出市民」かという点では相違がありました。

「無作為抽出」は市民の代表を選ぶ一つの形態でありますが、議員報酬について関心ある市民の参加に道を開くために、「市民」の次に「等」を加えてはどうかと提案し、提案会派から、受け入れるという趣旨の回答をいただきました。

そこで、市長の押しつけではなく、議会の自主性を貫くという立場で、小異を捨てて大同に立ち、我が党提出の議案を取り下げて、本案を提出し、修正を願った上で、民主・自民共同提案に賛成する決意をしたものであります。

修正内容は「無作為抽出により選ばれた市民等により」と規定することで、市民の代表の幅を広くするものであります。

なにとぞ、みなさま方のご賛同をお願いします。

*採決では公明党の議員が反対(総務委員会の2人は退席)しました。

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