私たちは名古屋市中区栄学区内の南武平町北部町内会の会員である。
現在、私たちの町内会の地域内において場外舟券売場の設置計画が進められているが、私たちは、これに強く反対する。
この地域は、日常的に酔客が多いため環境が悪く、場外舟券売場が設置されれば、さらに環境の悪化を招くことは明らかである。
平成22年12月8日、場外舟券売場の設置の賛否に関する採決を行うため、南武平町北部町内会の総会が開催された。しかし、私たちは、以下に述べるとおり、この総会そのものに大変な問題があると考えている。事前に郵送された総会の資料の中に、昭和33年に作成され、文章としては初めて会員に披露された町内会会則が同封されていた。50年以上も前の会則が突然出されたわけであるが、総会においてこの会則を認めるかどうかの採決を当然行うべきであるにもかかわらず、その採決は行われず、場外舟券売場の設置の賛否についてのみ採決が行われたのである。その後、平成22年12月13日に、町内会会則が本物であるか、原本を確認するため、町内会の会員数名が町内会長宅を訪問した。そのときの町内会長の言葉は、「原本はない。記憶でつくった。俺とおふくろの記憶だ。」というものであった。これほ、到底納得できるものではない。弁護士とも相談したが、やはり今回の総会での採決には疑義があり、場外舟券売場の設置に関する採決は無効の可能性があるとの見解だった。このことについても強い憤りを感じる。
以上のことから、今回の町内会の場外舟券売場の設置の賛否に関する採決自体、当然無効であり、さらに著しい環境の悪化を招く場外舟券売場の設置に私たちは絶対に反対である。
ついては、次の事項の実現をお願いする。
- 名古屋市中区栄四丁目13番における場外舟券売場の設置に同意しないこと。
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