中学校卒業まで通院医療費無料に!

名古屋市は18日、新年度予算に中学卒業までの医療費無料化に5.7憶円と保育園の待機児解消へ1300人の定員を増やすための20億円を盛り込むと発表しました。

日本共産党は70年代から子どもの医療費無料化を求め、06年には中学卒業までの無料化をめざして「こども署名」を提起、市民のみなさんとの運動が大きく実を結びました。

これらの子育て支援策は、今年1月に発表された財政局案には盛り込まれていませんでした。

日本共産党は、市長選直後の2月8日、私を含む16人の予定候補者が、中学卒業までの医療費無料化など市民要求を反映した予算編成を求める要望書を提出しました。
こうした粘り強い党の取り組みが要求実現の大きな力となりました。

マスコミは、「民主、自民などの主要会派もそろって要望」(2月19日付「中日」)などと、あたかも各党が中学卒業までの医療費無料化をすすめたかたのような報道をしています。

しかし、下表を見れば、子育て支援策に対する各党の態度は一目瞭然です。日本共産党だけがいっかんして子育て支援充実に力を尽くしてきました。

子育て支援の請願に対する市議会主要会派の態度

☆待機児童解消に新しい保育園をつくる請願(10年2月)

   共産     民主     自民     公明
   賛成     反対     反対     反対

☆医療費所得制限を撤廃する請願(05年6月)

   共産     民主     自民     公明
   賛成     反対     反対     反対

☆中学卒業までの医療費無料化を求める請願(09年9月)

   共産党は採択を主張したが、他会派が反対し保留に

☆中学卒業までの医療費無料化の請願は10年8月に採択

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