3月定例会終わる(4月27日)
4月27日、3月定例会が終わりました。
減税日本と自民・民主からそれぞれ提出されていた議員報酬半減案の2案は、総務環境委員会での審査の結果、いずれも取り下げられ、改めて、全会派共同で議員報酬半減の特例条例が提案され、可決されました。
日本共産党は、市議選での報酬半減の公約を実現するために報酬半減の実現に力を尽くしました。
日本共産党市議団の団長談話をご覧ください。
■議員報酬半減の特例条例の可決にあたっての日本共産党市議団の団長談話
本会議最終日には、2011年度予算案に対する反対討論や、震災関連の補正予算案の質疑が行われました。
予算案に対する反対討論に立った田口一登議員は、不要不急の大型事業を継続する予算を批判し、「震災対策が急務の時、天守閣の木造復元はきっぱり断念すべきだ」と厳しく指摘しました。また自公民3党の修正案についても「保育料値上げの中止は大賛成だが、福祉の民間化や不要不急の大型事業にはメスが入らず、原案の根本問題をただすものとはなっていない」と指摘。また、地域委員会制度の創設準備の予算削除については、「住民自治のあり方についての市民的な議論を深める場がなくなってしまう」ことは容認できないと表明しました。
■2011年度一般会計予算案にたいする反対討論
震災関連の補正予算案に対する質疑では、山口議員が、「「巨大地震が来れば、高潮防波堤は液状化で4m沈み込む。防潮堤にある41の扉は地震でレールが歪むと閉まらない。堀川口水門も3月11日には1mの津波でも水門を閉じることができなかった」と、事実を明らかにし、「市長は危機感と問題意識をもっと持ってほしい」と指摘しました。
■震災関連の補正予算についての山口清明議員の質疑