2010年度政務調査費の収支報告と領収書の公開について(談話)
2011年5月25日
日本共産党名古屋市会議員団
5月9日より、2010年度の政務調査費の収支報告書、および1円からの領収書が全面公開されました。これは、日本共産党が一貫して主張してきたことが実現したものです。市議団は、これまでも率先して1円からの領収書公開を行ってきました。
日本共産党市会議員団の、2010年度の政務調査活動の概要は、次の通りです。
(1)収支の概要
2010年度は支給額44,000,839円(利息含む)にたいし43,297,565円を支出し、703,274円を返還しました。執行率は98.4%、支出額で前年比102.9%でした。
(2)支出の特徴
調査費では、市政に関する市民の声を聞くアンケート活動に大規模に取り組みました。さらに、陽子線がん治療施設や放課後子どもプランなどの視察調査もおこなっています。その結果、調査費が昨年比で3.7倍となりました。
さらに、昨年比で多くなった項目は研修費で、その他の項目は前年度を下回るか同程度でした。
2月に市議会解散となったもとで、3月の政務調査費は支給されていませんが、総額で前年度を上回っているのは、市民アンケートに取り組んだことによるものです。
(3)さらに制度改革の前進を
日本共産党市議団は政務調査費の領収書と帳簿類を独自に全面公開し、市民に検証していただきながら有効かつ適切な活用に努めてきました。今後、いっそう透明性を高めるため、「調査報告書」「出納簿」などをすべて公開できるように提案するとともに、控室でも、ホームページでも、自ら公開をすすめていきます。
以上
提出した報告書と主な内容はこちらをごらんください。
キーワード:議会改革