守山養護学校を視察調査
7月6日、わしの、山口、岡田、さはし議員が、守山養護学校の視察調査を行いました。名古屋市立守山養護学校は生徒数が7年間で2倍になり、2008年に校舎を増築しましたが、2011年に高等養護産業課が併設となり、今後も生徒数が増加すると予想されています。学習環境の悪化が懸念され、保護者からも不安の声が上がっています。
校長先生に校内を案内してもらっていると、産業課の先生が「生徒の相談室がないから廊下でやっている。生徒は心を落ち着かせる時間も必要だが、場所がないので更衣室にカーテンをつけ、この椅子に座らせている。養護学校の生徒にはメンタルケアが大切なのに、これは心が落ち着く状況ではない。更衣室もこの狭さで40人は入れないので男子は廊下で着替えている」と訴えがありました。プール・食堂・実習室なども、工夫して何とかこなしている状況ですが全く余裕がありません。来年は新設した産業課の3年生が揃うため、産業課の実習室2つと作業室を3年生の教室にしますが、実習室と作業室の移転先はまだ思案中です。7月18日に愛知県立春日井高等養護学校の教育環境を調査し守山養護学校の課題をしっかり考えて行きます。 (写真)ここが40人の更衣室と心を落ち着かせる場所