2012年9月定例会
金城埠頭にレゴランド(2012年9月20日都市消防委員会)
レゴランドの誘致に集約駐車場
レゴランド・商業施設・ホテル・国際展示場・リニア鉄道館
名古屋市は9月補正予算で、金城ふ頭のモノづくり文化交流点構想の推進として、レゴランド誘致のための基盤調査費を提案し、都市消防委員会でわしの恵子議員が名古屋市への影響などをただしました。
駐車場整備調査に1700万円
金城ふ頭にレゴランドを誘致するにあたって、名古屋市が都市基盤整備の名のもとに、レゴランドと関連の商業施設やホテル・国際展示場・リニア鉄道館の集約駐車場をはじめ、交差点改良、歩行者デッキの整備のための調査費用のうち、集約駐車場の位置を、現在、民間の大型家具屋さんのあるところに変更するということで、移転してもらうための補償費用を算定するための、用地測量、物件調査等を1700万円かけて行うという案件が含まれていました。
集約駐車場の台数見込み | ||
施設 | ピーク時 | 全体 |
国際展示場 | 3,000台 | 5,000台 |
レゴランド | 3,000台 | |
商業施設 | 1,500台 | |
リニア館 | 500台 |
半年で位置が変わった計画
レゴランド関連の調査費は昨年11月議会に3600万円、今年の当初予算で3000万円、そして今回と合わせ8300万円の調査費です。わしの議員は今年6月に東京のお台場に室内型レゴランドがオープンし、その調査結果も踏まえて、集約駐車場の位置変更の理由やこれまでの予算執行の関係等についてただしました。レゴランドの誘致には、国際展示場の建て替えや本来の金城ふ頭の役割である物流との関係、金城ふ頭全体の液状化対策や津波対策等々、さまざまな課題も生じてきます。わしの議員は、「名古屋市が基盤整備を行うにあたり、今後、名古屋市の負担を増大させることのないように」と指摘しました。
キーワード:大型開発・ムダ遣い見直し