新築移転で充実した教育、名古屋市立南養護学校
日本共産党の、わしの・山口・岡田市議は、名古屋市立南養護学校を視察しました。南養護学校は、平成18年度に南区七条町から熱田区三本松町へ新築移転をし、小学部65人、中学部50人、高等部184人と市立養護学校の中で最も生徒数の多い学校になりました。訪問教育学級もあり、重複障害の生徒の学ぶ権利も保障されています。学校は玄関もプレイルームも各実習室も広々として設備も整っています。
訪問教育学級があるにのは南養護学校と西養護学校だけです。現在の生徒数は、小学部が1人、高等部が2人ですが、学校での学習も体験できるよう教室も用意され、学ぶ権利が保障されています。
広々とした玄関には、帰りのスクールバスを待つための長椅子なども整備されていました。また、多目的に使えるプレイルームでは、楽しそうに三輪車を漕ぐ子どもや、トランポリンで遊ぶ児童もいました。「プレイルームは特殊な養護学校において非常に大切な役割がある」と吉田校長より伺いました。畑や陶芸の窯もあり、いろいろなことから学ぶことができます。
先日守山養護学校を視察しましたが、改めて、守山養護学校の狭さの問題点を改善すべきだと考えさせられました。いま、なんでも民間化や廃止ばかりの名古屋市政ですが、福祉や暮らしに大切なものは、これからも全力で守っていきたいと思います。