「トワイライトルームの実施を見送り、学童保育の拡充を」さはし議員が個人質問

本日の本会議質問でさはしあこ議員は、平成25年度から本格実施の予算が計上されたトワイライトルームの問題点を指摘し、学童保育の拡充を求めました。新年度予算で、留守家庭育成健全事業の助成金が国の基準まで近づいたことにより、今まで差額を名古屋市が補完していた助成金を緩和するための措置の廃止を計上しています。

 放課後子どもプランモデル事業が実施されている広路小学校と同じ学区内にある広路学童保育クラブを先日訪問調査した結果を報告し、「同じ学区の子どもたちが、モデル事業よりも学童保育の方に何倍も多く通っている現状があるにもかかわらず、トワイライトルームの本格実施をなぜ進めていくのか」と質問しました。「ニーズがあると判断した。学童保育のいいところはこれからも取り入れたい。」と答えた局長に対し、「学童保育のほうが保育の質が高いから利用が多いのではないか。緩和措置の廃止はやめてほしいという市民の声を受け止めて撤回すべきではないか。」と追及しました。

また、耐震化支援策としての家賃補助の恒久的な増額や、土地や施設の確保は市が責任を持って行うべきと指摘し、経験とノウハウが蓄積された長い歴史をもつ学童保育の拡充を強く求めました。

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