2013年2月定例会
奨学金返還支援制度の提案に「山口さんのご提案、これ、真剣にいっぺん考えさせていただきますわ」と河村市長
本会議質問で山口議員は、若者の雇用と自立支援について、4点の質問をしました。
1つは、就職時における本市独自の奨学金返還支援制度の創設で名古屋に若者を呼び寄せる提案です。
「奨学金を借りて学んだ学生が、名古屋の中小企業に就職したら、名古屋市が奨学金の利子を肩代わりする、いや思いきって返還そのものを肩代わりする制度を提案します。人手不足に悩む介護や保育、福祉の現場でも有効です。中小企業の人材を確保し、若者を励まし、名古屋に新たな活力と息吹を吹き込み、国には給付型奨学金の導入を強くアピールできます。市長、日本一若者が集まるまち、日本一中小企業が元気なまちをめざして、名古屋市独自の奨学金返還支援制度をつくりませんか」と山口議員が提案すると、河村市長から、「これは、なかなかいいんじゃないですか。真剣にいっぺん考えさせていただきますわ」と、前向きな回答をいただきました。
中退者や早期離職者など困難を抱えた若者の状況把握と支援体制はどうなってるかとの質問に、局長は「現在のところは状況の把握はできていない」と答えました。議員は、貧困の連鎖を防ぐための教育と定時制高校へのソーシャルワーカーの配置を求めました。
中小企業には採用意欲が旺盛なのに、学生は大企業志向が根強いといったミスマッチが問題とされていますが、中小企業の情報は学生には届かない実態もあります。山口議員は、中小企業の情報提供や中小企業への定着支援についての3つの提案を示しその実現を求めました。
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キーワード:山口清明