「敬老パス負担金値上げしないで」河村市長に市民団体が要請(9月19日)

要望書市長へ手渡し「名古屋の宝・敬老パスの存続を考える実行委員会」のみなさんが、9月19日、河村市長に敬老パスの存続を求める署名10,186通を手渡して懇談しました。わしの市議、岡田市議、山口市議も同席しました。『敬老パスを守る』という公約を守ってほしい
 敬老パスについては、2011年の名古屋版「事業仕分け」で「見直し」の判定が出たのを受け、市社会福祉審議会の検討分科会が、今月の9日に、「負担金の引き上げの最終報告書」を取りまとめました。
 こうした状況のもとで、年金者組合本部の伊藤良孝委員長らは、「名古屋の高齢者は敬老パスがあるからこそ元気に暮らせる、まさに敬老パスは名古屋の宝です。市長さん、絶対守ってください」 「河村市長は4月の市長選挙で『敬老パスを守る』と公約して当選した。公約を守ってほしい」と口ぐちに現行制度の維持を強く求めました。

CIMG6215持っていない人が4割(市長)
 河村市長が「敬老パスは持っていない人が4割近くいる。市民に不公平があってはいかん」と答えると、 考える会のみなさんからは「負担金が導入されてから交付率が下がった。負担金を上げれば交付率は低下する」「地下鉄がない区は交付率が低い。JRや名鉄にも使えるようにすれば交付率が増える」と強く要望しました。

現行制度の維持を
 一方で市長ももうすぐ敬老パスの仲間入りをするので「市長さんも私たちの仲間ですね」などと話が弾み、和やかな雰囲気にはなりましたが、河村市長は、最後まで「現行制度の維持」は明言しませんでした。

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