名古屋高速開通記念イベント「わくわくサンキューウォーク」に自衛隊車両展示は必要ない 

 11月17日、名古屋高速4号東海線全線開通記念イベント「わくわくサンキューウォーク」が開催され、子どもをふくむ多くの市民が参加し、開通前の高速道路をウォーキングしました。
 ところがこのイベントのなかで、陸上自衛隊の装甲車をはじめ四輪、二輪などの車両計5両が展示され、迷彩服姿の隊員も参加していました。高速道路公社が昨年7月に陸上自衛隊第10師団と災害時の連携に関する協定を結んだので、今回、公社から自衛隊に展示出演を依頼した、ということですが、自衛隊車両の展示が行われていたことは名古屋市住宅都市局の担当者も知らなかったようです。会場の自衛隊テントには何の説明も解説もありませんでした。
 子どもたちを人殺しの道具である武器(軍事車両)に教育的配慮もなしに触れさせることは問題です。装甲車をはじめとした自衛隊車両の展示は自衛隊の広報活動そのものであり、市民に親しまれる道路づくりとはまったく相容れません。

 日本共産党名古屋市議団は、今回のイベントへの自衛隊車両の展示について抗議し、またイベントに自衛隊展示コーナーを設けた目的と経緯を速やかに明らかにすることもあわせて申し入れしました。申し入れ全文はコチラです。