県下一高い介護保険料を、また引き上げるのか
名古屋市の介護保険料は2012年の改正により3割も引き上げられ、愛知県下の市町村の中で一番高い保険料になりました。
財政福祉委員会で、来年度からの第6期名古屋市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画が審議され、65歳以上の介護保険料の基準額を月額400~500円程度値上げする案が示されました。
国は公費を投入して低所得者(全員が市町村民税非課税の世帯)の保険料を軽減する予定です。今まで保険料減免への公費の投入を拒んでいた国が、公費の投入に踏み出すのですから、市がさらに一般財源を追加投入して保険料を軽減することは、やる気さえあればできます。
日本共産党山口議員は「高すぎる保険料の引き下げに、これまで『公費投入をしてはならない』としていた国のルールを自ら否定して公費投入することになった。県下一高い保険料の引き下げに名古屋市も一般財源からの繰り入れを検討すべき」と主張しました。
また高額所得者の利用料2割負担や特養ホームの低所得者向け補足給付の見直し(預貯金や非課税扱いの遺族年金まで収入認定する)などの負担増を質しました。
名古屋市に引き上げやめての声を伝え、ご一緒に介護保険制度をよくしましょう!
『高すぎる介護保険料は引き下げを!』日本共産党は署名運動にとりくんでいます。
名古屋市は介護保険料も含めて介護保険計画について、12月から来年1月にかけて市民の意見を募集(パブリックコメント)します。ご意見をあげていきましょう。