名古屋市原爆被爆者の会が河村市長に要請
「直接河村市長に会って、要請したい」という名古屋市原爆被爆者の会の願いで、河村市長への要請が実現しました。
民主党の斉藤まこと議員と、共産党の、わしの議員とさはし議員が同席しました。会長の堀三郎さんから、「毎年被爆者行脚を行っているが、市長になかなか会えない。本日はお会いできてうれしい」と感謝が述べられ、全国の被爆者は35万人から22万人を切り、県内は2500人から1700人に、市内では1500人が889人と減っているとお話しがありました。
市長への要請内容
①平和市長会議に加入していただいたので、金山駅の「原爆と人間」展を、名古屋市が主催してほしい。
②被爆者から寄せられた絵画が24枚あるので、8月6日から市民ギャラリーで行う絵画展の初日には市長が来てテープカットをしてほしい。また、平和市長会議に加盟した記念でポスターを掲げてほしい。
市長からは
「被爆者の皆様にはご苦労だと心得ている、グループがいろいろあるので・・・・
今聞いたことは、初めてのこともあるので、よう考えたい・・・」と述べるにとどまりました。
同席した私たち議員は、金山駅での原爆展の問題、市民ギャラリーでの絵画展の市長参加など具体的な問題は、実現させよう。そのためにも今後とも引き続き市長に要望していくことを確認しました。これからもみなさんとご一緒にがんばります。
なお、日本共産党市議団は、被爆70年に、平和首長会議加盟都市として「非核平和都市宣言」を行うことを予算の重点要望として市長に提出しています。