2015年2月定例会
山口議員の代表質問④戦後70年―戦争資料の常設展示(2015年2月24日)
2月議会 代表質問 4 2015年2月24日 山口清明
資料館の開設に際し、開設セレモニーに在名古屋領事館の各国街事を招いてはどうか
【山口議員】最後に、戦争資料の常設展示開始にあたってのささやかな提案です。
7月に予定されている戦争の常設資料館ですが、開設時のセレモニーにアメリカはじめ中国や韓国の在名古屋領事館から各国の領事を招きませんか。
第二次世界大戦終結70年です。戦争資料の常設展示をアジアからの来訪者にも見学してもらえる名古屋の魅力の一つにできないでしょうか。そのためにも河村市長は南京虐殺否定発言を撤回し、国際社会に通用する歴史認識を示し、侵略戦争と植民地支配を反省する態度を公にすべきです。
「世界のナゴヤ」をめざすのならば、国際社会に通用する歴史認識を持って資料館のオープンに臨んでいただきたい。
アジア諸国との「和解と友好」をすすめるためにも、市長の誠実な回答を期待して、質問を終わります。
たいへんいいと思いましたけど、あとの分(南京虐殺否定発言撤回)がいかん
【市長】わしも外国の領事館に来てもらうのはたいへんいいと思いましたけど、その山口さんが言ったあとの分がいかん。そっちがなかったら素直に大村氏に話して、両方でやりますから、ぜひ他の領事館の方も来てくれと。名古屋の空襲がいかにひどかったか、ゼロよりしたのところからスタートしたんだというのを、外国の方に見てほしいという意味ではありましたけど、まぁどうしようかしらと悩んでいます。
キーワード:平和と人権、市民生活、山口清明