名港議会6月定例会で一般質問(2015年6月11日)
名古屋港管理組合の2015予算案などを審査
身の丈にあった開発や施設整備を
名古屋港管理組合議会6月定例会が6月9日~11日の日程で行われました。
名古屋港管理組合議会は、愛知県議15名と名古屋市議15名で構成され、それぞれの議会で選任され、年3回の定例会などが行われます。共産党は名古屋市会から2名(山口清明、高橋ゆうすけ議員)が選出され、県議会からは選出されていません。
6月議会では議会人事や2015年度一般会計予算など8件の議案審査、一般質問などが行われました。先の3月定例会は3月24日に行われましたが、名古屋市会議員の任期が3月12日であったため、議会定数30名のうち愛知県議15名だけの参加の予算議会となり、暫定予算を議決。6月定例会に改めて予算案が提案されました。
管理者は県知事と市長が2年ずつ就任し、河村市長の任期は今年9月までです。
山口議員が港営建設委員会、高橋議員が企画総務委員会に所属。今期は「ガーデンふ頭賑わい創出検討特別委員会」が設置され、全議員が参加しています。
山口議員が一般質問
一般質問には山口議員が立ち、国の言いなりになって港湾施設運営の民営化をすすめた影響をはじめ、国際戦略港湾と称してコンテナやバルクのターミナルを過大に整備する実態、ガーデンふ頭を平和な名古屋港の象徴として発展させるための方策などについて質問を行いました。
質問項目1 特例港湾運営会社の運営に伴う管理組合財政などへの影響について
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この中で、破たんしたイタリア村について、河村市長に管理者としての責任をただしました。市長は「わしも国会議員のとき、国会で追及した」というだけで、自らが管理者となっている立場なのにその責任については全く不問でした。