名港議会11月定例会 山口議員が一般質問(2015年11月4日)
名古屋港を自衛隊の装備輸送に利用させるな
過大な施設整備をやめよ
名古屋港管理組合議会11月定例会が11月4日~9日の日程で行われました。9月に管理者が河村市長から大村知事に交代しました。
4日の開会に先立ち、故高橋圭三市議(中区、減税)に対する弔辞が行われ、補正予算などの提案説明があり、山口清明議員が一般質問を行いました。5日に委員会が行われ、企画総務委員会で高橋ゆうすけ議員、港営建設委員会で山口議員が質疑を行い、9日本会議で議決されました。
山口議員が防災対策などで質問
山口議員は一般質問で、名古屋港の貿易実績を明らかにし、「過大な整備はしない」よう強く求めました。自衛隊の装備品が民間船舶を利用して行われている実態を示し、名古屋港の軍事利用問題を追及しました。
質問項目 1)上半期港湾統計数値と港湾整備目標について 2)国際バルク戦略港湾について 3)自衛隊装備品の名古屋港での荷役について 4)防災対策について |
バルク戦略港湾がTPP合意で計画通りにはいかないこと、防潮堤の補強が予定通りに進められていないこと、コンテナトラックの避難対策など防災対策などについても追及しました。
マスコミも次々と報道
マスコミも「北浜ふ頭の護岸工事費が見積もりの3倍と試算された国際バルク戦略港湾の計画から潔く撤退を」「高潮防波堤の補強工事が国の都合で遅れたことに厳しく抗議し、災害対策の充実を」などの形で山口議員の質問を取り上げました。
委員会審議も「イタリア村跡地は暫定利用が数年間は続く。広場の愛称公募やバスケやスケボー広場など活用について具体的に提案。巡視船みずほは間近に見えることも大いに活かそう」という山口議員の提案を報道しました。(2015年11月5日 中日新聞)
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