2016年2月定例会
共産党の議員定数に関する議員提出議案の西山あさみ議員の提案説明(2016年3月8日)
最新の国勢調査人口にもとづき、定数75を維持した改正を
自民・民主・公明の3党は3月8日、議員報酬を引きあげる条例改正案と議員定数条例改正案を提出しました。これに対し、日本共産党は議員定数条例の改正案を提出、最新の国勢調査結果に基づいた定数に改正する条例改正案を提出し、西山あさみ議員が提案説明を行いました。西山議員の提案説明を紹介します。
【西山議員】ただいま議題となりました「名古屋市議会の議員の定数及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例の一部を改正する条例」につきまして、提案者であります日本共産党名古屋市会議員団を代表して、提案の趣旨をご説明申し上げます。
多様な意見を反映することができる議会へ
名古屋市議会基本条例に、「私たち名古屋市会は、選挙で選ばれた議員で構成される市民の代表であり、市民自治の要である」とし、「市民に身近な存在であり、多様な意見を反映することができる議会のさらなる充実と強化が求められている」と定められています。
現行定数は最低限の定数、1増1減で
現在の75名議員定数は、市民の多様な意見を議会に反映させるために最低限必要な定数であり、その数は維持することともに、5年毎に行われる国勢調査の結果を受け、人口に比例した議員数に改定し、より公平な市民の意見を議会に反映させる必要があります。
具体的には、平成27年国勢調査の人口速報値が官報で公示されました結果をもとに、東区、中村区において、選挙すべき議員の数を1増1減とするものです。
以上、「条例」について簡単にご説明申し上げます。よろしくご審議いただき、皆様のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。
キーワード:税、地方自治体と住民参加、議会改革、西山あさみ