2016年2月定例会

請願の採択を求める、さはしあこ議員の討論(2016年3月18日)

運動場が基準(10㎡程度)より小さいままでいいのか
児童増加でますます狭くなる大高南小学校さはし討論s

11月議会閉会から2月議会開会までの閉会中に、各委員会で請願審査が行われました、このうち、日本共産党が採択を求めたにもかかわらず、「不採択」や「審査打切り」となった請願について、本会議での採決が行われました。「大高南小学校の運動場」にかんする請願についての、さはしあこ議員の討論を紹介します。動画は名古屋市会HP(さはし議員は20秒から2分まで)をご覧ください。

児童倍増でますます狭くなる
 大高南小学校は、児童の増加にともない、運動場にプレハブを建てたため、今までより、運動場がせまくなっています。数年後には、児童数が倍増となる見込みで、さらに今よりせまくなる見通しです。緑区の校庭面積

基準以下の学校が市内で50も
 私は、昨年9月の定例会で、子どもたちがのびのび走り回れる広さを確保するために、限られた敷地の中だけの対策だけでなく、周辺の土地の活用も含めて考えてほしいと求めました。学校運動場標準
 大高南小学校だけの問題ではありません。
 名古屋市内には、いくつもこうした学校があります。学区連絡協議会やPTAのみなさんが、何年にもわたり、せまい運動場の抜本的改善を求めてきた地域もあります。急いで具体的な対策をとる必要があるのではないでしょうか。大高南小と跳水地

隣接地活用など具体策も提案
 本請願は、子どもは「地域の宝」との思いで活動されている、大高南学区のみなさんによる、小学校の隣接地の活用という、考え抜いた具体的な提案です。
 運動場の整備は、名古屋市が解決する喫緊の課題と申し上げて、討論を終わります。

自公民減などが不採択に
 請願は、採決の結果、自・民・公・減・維の多数で不採択になりました。

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