夜間定時制高校の募集停止撤回を求め県に要望
名古屋市内の県立夜間定時制高校2校(旭丘・瑞陵)について、2020年度入試より募集停止することを今年7月に県が発表したことをうけ、募集撤回をもとめ日本共産党愛知県委員会は県に申し入れました。名古屋市議団からはさいとう愛子市議が同席、青木ともこ、高橋ゆうすけ両前市議も同席しました。
募集停止の理由について県は、市内県立高校全体の入学者数の減少、就学アドバイザーなどを充実させる代わりに校数を減らす方向をとっていることなどを上げました。
「夜間定時制には困難を抱える生徒が多い。確かに定員は40人だが、安定して教育するためには現状の1クラス20人前後が妥当。」「愛知県は全国2番目に子ども貧困調査を行い、県内で格差が広がっていることがわかった。経済的理由を持つ生徒や、昼間に外出できない生徒にとって夜間高校はいま必要とされている。」など現場の声を伝えると、対応した県職員は「そのような声は聞いている。今日の意見も共有する」と応じました。