新型コロナ感染「第4波」を封じ込めるための緊急要請

 4月9日、日本共産党名古屋市議団は、新型コロナ感染「第4波」を封じ込めるための緊急要請をおこないました。

 

 緊急事態宣言が3月7日に解除され、1か月が経過しましたが、コロナ感染は収まることなく、感染者は増加しています。また、従来型の新型コロナウイルスよりも感染力が強いとされる変異したウイルス(変異株)が、広がっており、第4波の爆発的な感染拡大が危惧されています。日本共産党名古屋市議団は、4月9日、新型コロナ感染「第4波」を封じ込めるための緊急要請をおこないました。

PCR等検査対象と回数の拡大を
 感染防止のためのPCR等検査について、市議団は対象を高齢者・障害者施設だけでななく医療機関・児童施設にも拡大し、検査頻度も隔週から毎週にすることを求めました。
 健康福祉は、3月に行った高齢者施設の職員への検査を、再度4月末から6月末におこなう計画を報告。検査回数にを増やすことは大事だと認めながら、県と調整してすすめていくと答えました。

 モニタリング検査を名古屋市内で1日1000件をと言う提案には、今は検査会場などの協力をしている、1日1000件というのは難しい、件と調整をしていくとのことでした。

変異株の感染状況を明らかに
 変異株の感染状況についてたずねると「大分変異株が入ってきている」「かなりの感染が変異株となっている」と認識を示しました。
 
 市民も感染力が強いと言われる変異株による感染を恐れており、感染状況を正確に提供して欲しいと求めましたが、「変異株による感染状況は県全体で発表することになっていて市独自には発表していない」と答えました。

 最後に、高齢者・障害者施設が安心して検査に応じることができるよう、陽性者を保護した場合、事業継続のために人的支援も求めました。愛知県に人的支援の制度があるが実際には派遣が困難な状況である事が分かりました。

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