校則アンケート 中間集計報告【1】
日本共産党名古屋市議団は5月末から、「校則アンケート」を実施しました。
市議団HPアンケート回答コーナーのQRコードを掲載したA6版チラシ(右上の二種類)8,200枚を市内の学校最寄り駅や学校前などで配布。これまでに133通(6月末現在)の回答が寄せられました。
ご協力ありがとうございました。
お寄せいただいたご意見を参考に多くの人達と議論を深め、力を合わせて、「校則見直し」の扉を開けていきたいと思います。
回答者のうち高校生が82%、中学生16%、小学生2%でした。
学校で子どもたちが傷ついている
校則等の影響について尋ねたところ、1位が「監視されているようで窮屈」、2位が「とても疲れる」。校則によって子どもたちが「人間として傷ついている」ことが浮き彫りになりました。
自由記述欄にも、「高校は割と校則が緩く楽しめているが、中学時代はたくさんの校則に窮屈さを感じた」「本当に自由がなく自分自身の個性も出せずに学校生活を送っているのでつまらない」などの声が寄せられ、楽しく安心して過ごせるはずの学校生活に校則がネガティブな影響を及ぼしていることがわかります。
服装・持ち物検査がいやだとおもう
校則にもとづいて行われる服装や持ち物の検査についても聞きました。
「自分の学校で検査がある」と答えたのは82%。その検査については、「とてもいや」(55%)、「どちらかといえばいや」(24%)となり、子どもたちの多数が検査で「いやな思い」を感じていることが明らかになりました。自由記述欄にも「すごく不愉快」「普通に不謹慎、プライバシーの侵害」「個性が尊重されていない」「髪型は自由だ」など思いをつづっています。
また、「やらなくていいとおもう」「やる意味がない」「なぜ検査をする必要があるのか」など、検査を行うこと自体に疑問をもっている子どもたちも少なくありませんでした。
キーワード:子どもと教育