医療崩壊を防ぎ いのち最優先の対策を

日本共産党名古屋市議団 名古屋市に申し入れ

 感染拡大の「第8波」による「医療崩壊」が深刻です。119番がなかなかつながらない事態が続き、救急搬送困難事案件数は、第7波のピーク274件(8月第2週)を超え、第8波に入り316件(1月第3週)と過去最悪となりました。
 日本共産党名古屋市議団は、2月6日、河村たかし市長に新型コロナ感染拡大で医療崩壊を防ぎ、いのちを最優先にする対策を申し入れました。

救急医療機関への人件費支援を継続 

 名古屋市では、コロナ患者を受け入れる救急医療機関に、職員の人件費を1.5倍にする支援を行っています。2020年5月の補正予算以来継続しています。申し入れの懇談で平松健康福祉局長は「この支援を来年度も続けていくための予算をおねがいしている」と答えました。市議団は国が進める「5類」への移行について、十分な医療体制の確立抜きに強行しないことを国に要請するよう求めました。

「一杯飲んで自然免疫をつける」 河村市長は謝罪と発言撤回を 

 河村市長は、1月23日の市長記者会見で、「元気にみんなで一杯飲んで、カラオケやって、自然免疫をつけるのが基本」と発言し、批判が集中しています。今回の申し入れで、「市民に対し謝罪するとともに発言の撤回を行うこと」を求めました。

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