市政アンケートに寄せられた声を市政にいかします

 日本共産党名古屋市議団は昨年10月下旬から市政アンケートにとりくみました。アンケート用紙約30万部を配布し、ネットアンケート設けました。ご協力いただいた市民のみなさんに、心から感謝いたします。たくさんの意見が寄せられており、今後の議会活動・市政改革に生かす決意です。今年1月末まで約5000通の回答が寄せられています。
 現在までにとどいている市民の声を紹介します。

暮らしむき 「悪くなった」 54.4%

・物価が上がって余裕がない。学費(大学)を自分で払っているのでかなり生活が厳しい(20代)
・自分たちの生活がしやすくなっているという実感がほしい(20代)
・税金が高い。物価が高い。手取りは増えていない(20代)
・子ども2人を育てるのも精いっぱい。(30代)
・中小企業が潤わないと基本的には日本は変わらない。日本を支えているのは中小企業なの手厚くない(40代)
・物価高騰に反比例して年金の減少(80代以上)

市民生活おき去りに厳しい声

・介護保険料が高い!減税の実感が無い!(70代)
・保育士一人に対し保育する子どもの数が多すぎる(20代)
・市民税減税や天守閣木造復元など、市民の生活を置き去りにした政策が目立つ(20代)
・減税しても全く実感出来ていない。減税をやめてその分を他の施策に使って欲しい(50代)
・市民税減税で良い市だと思っていましたが、お金持ち(高収入)の方が恩恵を受けているですね。 知りませんでした(50代)
・名古屋城の木造復元は必要なし。(70代)

市政にのぞむこと

求められているのは生活支援策

 38項目の施策から「市政に望むこと」を選択する設問では、物価高騰のもとで、暮らしを直接支援する施策が上位をしめました。また、気候危機への対策や大規模災害への備えもひきつづき上位です。寄せられた声とともに紹介します。

社会保険料の負担軽減

・社会保険料などの負担が増えて手取り金額が増えません。(50代)
・給与明細を見るたびに保険料がめちゃくちゃとられてて、ため息が出る。ボーナスからも取ら 
 れるので物価高騰はきつい(30代)
・国民健康保険料を負担軽減してほしい(20代)

給食無償化・中学校全員給食

・早く給食費を無償化してほしいです(30代)
・中学校のスクールランチは子どもが嫌がるので毎日お弁当です。小学校の時は給食が楽しみで完食していたので、他の県市のように給食だと大変助かります(40代)
・名古屋市だけ中学校が給食じゃなくて何でスクールランチ?しかも子どもたちは「マズイ」って言ってます。給食の方が温かくておいしいって言ってました。あと、小学校の給食の量が少なすぎる(40代)

教育費の負担軽減

・母子家庭なので高校までの支援ではなく、大学の学費の支援も検討してほしい。母親ひとりで子どもを大学まで通わせてあげるのは相当大変です(30代)
・奨学金返還支援制度をもっと充実させてほしい。特に医療系学部に通っている学生向けに(20代)
・勉強をしたいのに、お金が理由で諦める人の話をよく聞きます。意欲がある人の道が絶たれ
 てしまうのは、いたたまれないと感じます(20代)
・大学を卒業していても奨学金返済の軽減をしてほしい(50代)
・給食費、教育費の負担軽減をしてもらえば、かなり市民の生活が安定すると思う。(20代)

消費税の減税

・基本的な食料品の消費税無税にしていただきたい。消費税8%になってくれると家計が助かります。
・消費税は日本の経済を低迷させる悪税です。 即刻廃止すべきです(40代)

中小企業支援・最低賃金引上げ

・賃金も上げて欲しい。(20代)
・中小企業の利益があがらない状態で最低賃金だけ上げても企業側が困る。中小企業への支援があるとうれしい(30代)
・美容室を経営しています。中小企業経営者は社員の賃金を上げたいと常に考えていますが、多くは赤字。最低賃金が上がるたび、企業努力で何とかしている中小企業への支援強化を望みます(40代)

市政ニュースでもごらんいただけます。