2025年2月定例会

みつなか美由紀議員の2025年度予算案 組み替え動議の提案説明

財源確保し、暮らし応援の施策実施を        低所得者への水道料金の値上げ中止を提案

 日本共産党市議団を代表し、2025年度 名古屋市一般会計予算の組み換えを求める 動議についてご説明申し上げます。

 物価高騰が 市民生活と中小企業の経営を 直撃する下、広沢市長が提案した2025年度 一般会計予算案は、さらに市民に負担を強いる一方で、不要不急の 大型事業を進めるものです。

 以下の方向で抜本的な組み替えを提案します。第一に、金持ち優遇の 市民税減税を中止するとともに、名古屋城天守閣木造復元や、中部国際空港 二本目滑走路関連、名駅南地下 公共空間整備、木曽川水系連絡導水路関連など、不要不急の大型開発事業を中止し、約114億円の財源を作ります。

 第二に、確保した財源を、市民の 命と暮らしを 守るために活用します。小学校給食費の無償化、フリースクール利用者への 利用料助成制度の創設、高等学校 給付型奨学金の 対象を拡大し、子どもたちの成長と学びを保障します。看護 就学資金 貸与制度の再開、奨学金返還支援制度の創設で、若者を支援します。上下水道料金の低所得者への値上げを中止し、生活保護費の夏季見舞金を復活します。国民健康保険料を引き下げます。加齢性難聴者への補聴器購入 補助制度を創設します。住宅リフォーム助成制度を創設し、中小業者の仕事を増やします。

 以上、市長に対し、一般会計予算案を速やかに組み換え、再提出されることを求めて、説明を終わります。

2025年度 名古屋市一般会計予算の組みかえ案はこちらから

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