5月臨時会(5月15日〜17日)
新議員の所属委員会決まる
経済水道委員会委員長に 田口 一登 議員
環境生活問題対策特別委員会委員長に わしの恵子 議員
選挙後の初議会−5月臨時会が5月15日から17日に行われ、議席の決定をはじめ議長選挙や各議員の所属委員会の選任などが行われました。
≪正副議長選≫ わしの議員、江上議員が各8票
正副議長選挙で、日本共産党のわしの恵子議員、江上博之議員が各8票を獲得。議長には梅村邦子議員(民主)、副議長には林孝則議員(公明)が選出されました。
日本共産党議員の委員会所属は別記のとおりです。
金持ち優遇の市税条例改正に反対
臨時議会では、国の地方税法等「改正」にともなう「名古屋市市税条例の一部を改正する等の条例の制定に関する専決処分」の議案が提出され、日本共産党は反対しました。
わしの団長が談話を発表
改選後の初議会では議案に対する質疑・討論を行わないという名古屋市会の慣習のもとで、わしの恵子団長は次のような談話を発表しました。
今回の専決処分は、国の法律改正(日本共産党は国会で反対)により、上場株式等を譲渡して得た所得の税率を20%から10%に軽減する措置をさらに1年延長するものですが、これは一部の富裕層に対する優遇を温存するものであり、本市では約5億円の市税の減収となり、市財政の危機を一層深刻化することにもなります。
たとえ国の法律改正によるものとはいえ、また、市民には住民税の増税を押しつ付けながら、このような内容の条例改正に同意できないことはいうまでもありません。
◆日本共産党議員の委員会所属
(◎委員長、○副委員長)
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◆日本共産党市議団の控室は、今まで通り東庁舎3階です。お気軽にお立ち寄りください。 |
議案名 | 各会派の態度 | 結果 | 備考 | |||||||
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共 | 民 | 自 | 公 | 名 | ネ | 社 | ク | |||
専決処分(名古屋市税条例等の一部改正) | ● | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 可決 | 地方税法改正により、上場株式等を譲渡して得た所得の税率を20%から10%に軽減する優遇措置をさらに1年延長するなど。 |
専決処分(水道工事に係る訴えの提起) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 可決 | 私道に敷設された市の水道管の布設替え工事に対し、私道所有者が工事を承諾しなかったために仮処分などの措置を行うため。 |
同意案(監査委員の選任) | ● | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 同意 | 議会選出・・・共産党を排除し、与党だけで人選。うかい春美(民主)桜井治幸(自民) |
〇=賛成 ●=反対
共:日本共産党 民:民主党 自:自民党 公:公明党 名:名古屋市会自民 ネ:市民ネット 社:社民党・ローカルパーティ ク:民主党クラブ