日本共産党名古屋市議団が議会運営等の改善について議長に申入れ
政務調査費の全面公開など議会改革を
日本共産党名古屋市会議員団は、5月20日、議会運営の改善についての申入れを、新議長と議会運営委員長に行いました。
党市議団は、毎年、議会運営の改善について申し入れを行ってきましたが、政務調査費の領収書公開は、まだ1万円以上という条件が付いたままです。 そこで今回、6項目の重点的な申し入れを行いました。申し入れ項目は下記の通りです。
名古屋市議会運営等の改善についての申入れ(項目)
1、政務調査費の領収書公開を1円以上にする。
政務調査費については、「名古屋市会政務調査費の交付に関する条例」等を改正し、1円以上の領収書及び会計帳簿を議長に提出し、それを公開の対象に加え、使途の透明性を高める。
2、政務調査費の額は、月額55万円から50万円に減額する。
3、「一日1万円の議員手当」=会議出席に係る費用弁償は廃止する。
理由は、(1)報酬を月99万円受けていること。 (2)会議出席のための交通費以外根拠がないこと。(3)市民生活が厳しい折、市議会としての姿勢を示すこと。(4)大阪市や横浜市をはじめ廃止がすすんでいること。
4、議員の任期中に一回を予算化している海外視察旅費(1人120万円)は廃止する。
海外視察が慣例化しており、必要性があいまい。本来、視察・調査は、政務調査費により行うべきである。
5、市政調査旅費(委員視察=年間1人30万円)は廃止する。
議員の視察は、議案審議をはじめ議会活動の一環としての調査を行うものであることから、政務調査費を充てるようにする。
6 以上5点を含む議会改革のための特別委員会を設置する。
以上
5月臨時会(5月16日〜20日)
正副議長・所属委員会など決まる
5月臨時会が5月16日から20日に行われ、正副議長選出や各議員の所属委員会の選任などが行われました。
正副議長選挙の結果、議長・うえぞのふさえ議員(民主)、副議長・小島七郎議員(公明)が選出されました。選挙では、議長・わしの恵子議員、副議長・江上博之議員が各8票を獲得しました。
選任された日本共産党議員の委員会所属は、下記のとおりです。
なお、臨時議会に先立ち、各会派の団役員が改選されています。日本共産党の団役員は、団長・わしの議員、幹事長・江上議員、政審委員長・田口議員、会計責任者・梅原議員、幹事・山口議員が、再任されました。
日本共産党議員の委員会所属
(◎委員長、○副委員長)
常任委員会
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特別委員会
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組合議会
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