日本共産党名古屋市議会議員団Webサイト
2009年5月28日発行

「北朝鮮の核実験実施に抗議する決議」を
全会一致で可決(5月28日)
「核廃絶の気運の高まりに逆行する」

5月25日に行われた北朝鮮による地下核実験実施を受けて、名古屋市会は5月28日の本会議において「北朝鮮の核実験実施に抗議する決議」を全会一致で採択しました。

北朝鮮の核実験実施に抗議する決議

北朝鮮は、5月25日に地下核実験を実施したと発表したが、こうした核実験の実施は、国連安全保障理事会決議を無視するものであり、断じて容認できないものである。

唯一の被爆国である我が国初め、恒久平和を希求する世界の人々の強い反対にもかかわらず、こうした暴挙がくり返されることは、国際社会の平和と安全に対する重大な挑戦であり、厳しく糾弾されなければならない。

昭和38年に「平和都市宣言」を議決している名古屋市会としては、核兵器廃絶という全人類の悲願を踏みにじる行為は、核廃絶の気運の高まりに逆行するものであり、まことに遺憾と言わざるを得ない。

よって、名古屋市会は、恒久平和を実現し、市民の生命及び財産を守るため、北朝鮮に対し厳重に抗議するとともに、今後、あらゆる形態の核実験と核兵器開発を中止するよう強く求めるものである。

以上、決議する。