日本共産党名古屋市議会議員団Webサイト
2010年6月12日発行

日本共産党がシンポジウム(6月11日)
議員報酬について市民と激論
押しつけも、お手盛りもダメ

シンポジウムの様子

日本共産党名古屋市議団は11日、市教育館講堂で「市民の皆さんと議会改革を考えるシンポジウム(第2弾)」を行いました。

江上博之議員が議員活動の実態や日本共産党の報酬についての考えを報告。池住義憲さん(立教大学大学院教授)は、「議員活動に専念できる報酬が必要で、第三者機関で検討を」と発言。本秀紀さん(名古屋大学教授)は、ドイツの国会議員歳費を紹介し、「歳費は議員と家族の『扶養費』と『経費保障』からなり、区別して議論を」などと話されました。

会場からは、市民10人が発言。「市民の意見を聞く姿勢がいい」「報酬削減ありきでなく、議員活動とはどうあるべきかが理解されていない」「ボーナスは不要」「3割くらい減らしたら」などの意見が出されました。

 

6月定例会が始まります
田口、くれまつ、江上議員が質問
中期戦略ビジョン(市の総合計画)などを審議

6月議会は6月14日から29日の会期です。日本共産党の個人質問には田口かずと議員、くれまつ順子議員、江上博之議員が、中期戦略ビジョンや市民病院、行財政改革の在り方などについて河村市長の姿勢をただします。

市長が提出する主な議案は、補正予算案(職員給与カット24億円、議員報酬削減9000万円、地域委員会モデル地域予算7500万円など)をはじめ、議員報酬半減条例案、市民税の恒久化条例案、椿町線こ道橋新設工事(2件で178億円)、中期戦略ビジョンの策定案などです。

市民の願い実現めざし、議案を提出

これまで提出時期や全会派一致などの制約を受けてなかなか提出できなかった議員提出議案(条例案)が、議会基本条例の制定により活発に行われています。日本共産党は報酬調査検討会を設置する条例と、景気対策としても重要な「住宅リフォーム助成」の2件を提案し、暮らし応援、願い実現に奮闘します。

議員提出議案一覧

議案名 提案
名古屋市議会の議員の議員報酬の額を市民参加・市民公開で検討し定める条例(案) 共産
名古屋市住宅リフォーム助成条例(案) 共産
名古屋市公開事業審査の実施に関する条例(案) 民主
議会審議活性化促進条例(案) 自民
予算編成の透明性の確保と市民意見の予算への反映に関する条例(案) 公明

 

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