党市議団が申し入れ(8月25日)
熱中症予防に緊急対策を
まだまだ暑い日が続きます
この夏は暑い日が続き、各地で熱中症で死にいたる事例が相次いでいます。市内でも熱中症による救急搬送が7月以降800人を超し、死者も出ています。9月も暑くなると予想されています。
日本共産党市議団は8月25日、名古屋市に熱中症対策の緊急申し入れを行い、健康福祉局健康部長、教育長と懇談しました。体温調整機能が低下している高齢者や障害者への安否確認の強化やクーラー設置補助、小中学校の教室に一刻も早くエアコンを設置するよう要望しました。
健康部長に申し入れる市議団 (右から)わしの恵子、江上博之、かとう典子、 山口清明の各議員 |
教育長に申し入れる、かとう議員と山口議員 |
2010年8月25日
名古屋市長 河村たかし様
日本共産党名古屋市会議員団
団長 わしの恵子
熱中症対策についての緊急申し入れ
記録的な猛暑が続く中、全国で熱中症によって亡くなられる方が300人を超えたと報道されています。名古屋市内でも、7月以降熱中症で救急搬送された方は800人を超え、亡くなられた方も出ています。
熱中症は、体温の調節機能がうまく働かない状態になって起こる障害です。屋外に限らず、気温が高く風通しの悪い室内で熱中症になることも多く、エアコンのない室内で高齢者が死亡した事件も報道されています。水分補給やエアコン等による冷却など、適切な予防が行われれば重症化を防げます。
気象庁によれば、9月前半も30度を超える「真夏日」が続くといわれており、とりわけ高齢者や障害者、乳幼児などへの影響は極めて深刻です。新学期を前に、小中学校での熱中症対策も喫緊の課題です。
よって、下記のことを緊急に申し入れます。
記
- 熱中症予防のための啓発活動を強めるとともに、高齢者や障害者に対する安否確認や緊急避難など、熱中症予防策を行うこと。
- 低所得者、生活保護世帯へのクーラー設置補助や電気料金補助を行うこと。
- 小中学校の普通教室へのエアコン設置をすすめること。