万博のナショナルデーにあわせ
オーストラリアと自衛隊の軍艦が19日、名港に入港
党市議団、名港管理組合へ入港拒否を申し入れ
|
2005年4月18日
名古屋港管理組合管理者 神田真秋様
日本共産党名古屋市会議員団
団長 村瀬たつじ
名古屋港へのオーストラリアと自衛隊の軍艦の入港拒否を求める申し入れ
4月19日から26日まで、オーストラリア艦船「キャンベラ」と自衛隊の護衛艦「はるさめ」が、名古屋港へ入港することが明らかとなりました。
オーストラリアは、アメリカの無法なイラク侵略戦争に参加し軍隊の派兵をつづけ、我が国の自衛隊と同様に「人道復興支援」の名のもと、戦争協力しており、平和な貿易港である名古屋港への今回の入港は全くそぐいません。
今回の入港目的は、愛知万博のオーストラリア連邦デー(4月21日)にあわせ、国際親善のためといわれています。しかし、愛知万博の関連というなら戦争目的の軍艦でなく、自然エネルギーを最大限にいかす帆船の寄港などにもっと力を入れ、万博のテーマ「自然の叡智」を名古屋、愛知から世界中に発信すべきです。市民に親しまれる商業港としての名古屋港に軍艦の入港は両立せず、今回の入港は許すべきではありません。
また、憲法9条をまもるためにも、この機会に「非核名古屋港宣言」を行うべきであり、下記の点について申し入れます。
記
- 名古屋港にオーストラリア艦船「キャンベラ」と自衛隊の護衛艦「はるさめ」が、入港することを拒否すること。
- 「非核名古屋港宣言」を行い、平和な港であることを世界へ発信すること。
名港には、練習帆船「日本丸」(写真左)や大型客船「ぱしふぃっくびぃなす」(写真中央)、しゅんせつ兼油回収船「清龍丸」(写真右)などが相次いで寄港しています。4月18日撮影。 |