【請願審査】 健康福祉委員会(9月16日) 山口きよあき議員
43人が紹介議員となった学童保育の請願が保留
学童保育予算の大幅増額を求める件は不採択に
健康福祉委員会は、6月議会で受理された請願や保留になっていた請願のうち、保育や学童保育に関する13件の審査を行いました。
山口きよあき議員は、いずれも市民の切実な願いがこもった請願であり、採択するよう求めて奮闘しました。しかし、43人の議員が紹介議員になった「学童保育制度の充実を求める請願」など12請願が「保留」になり、学童保育の予算の大幅増額を求める部分については「不採択」、障害者自立支援法の撤回を求める請願は、国会の解散によって廃案になったことを理由に審査打ち切りとなりました。
請願者 | 項目 | 結果 |
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北区住民 | 北区に延長保育実施園をふやし、待機児解消を | 保留 |
愛知保育団体連絡協議会 | 1 営利企業の参入を認めない | 保留 |
2 (1) 認可保育所の新増設を | ||
(2) 延長、夜間、一時、病児、休日、年末年始保育などを | ||
(4) 耐震診断を早急に行い、必要な改修を | ||
(5) 障害児特別保育事業を市独自の制度で拡充する | ||
名古屋市立苗代保育園父母の会 | 苗代学区に0歳から就学まで入所できる保育園を | 保留 |
愛知県障害者(児)の生活と権利を守る連絡協議会 | 3 (2) 多機能型入所施設を各区に1カ所建設する検討を | 保留 |
4 無認可作業所・グループホームへの耐震化補助制度を | ||
名古屋市学童保育連絡協議会(31人の紹介) | 1 2005年度予算で助成対象を小学校の4・5・6年生まで拡大し、障害児は早急に実施する | 保留 |
2 2005年度予算で土曜日も午前中から補助する | ||
かわらまち夜間保育園 | 休日保育の制度化を | 保留 |
天白保育団体連絡協議会 | 1 公的保育制度を堅持し (1) 国に現行制度を守る立場を表明する |
保留 |
(2) 営利企業の保育への参入を認めない | ||
3 学童保育の制度化をめざし (1) 助成対象を4・5・6年生まで広げる |
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(2) 土曜日も午前中から補助金を | ||
4 (2) 病児・病後時保育の制度化を | ||
(3) 一時保育実施園をふやす | ||
名古屋市公立保育園父母の会 | 2 可能な園での障害児3人枠の拡大を | 保留 |
愛知保育団体連絡協議会 | 2 幼保一元化や幼保総合施設の設置は、性急に進めない | 保留 |
愛知県障害者(児)の生活と権利を守る連絡協議会 | 1 障害者医療・障害者福祉サービスへの定率負担導入を見送る | 審査打ち切り |
2 関係者・自治体と十分な協議を | ||
3 国会は拙速に審議を進めず、公聴会などを催し、障害当事者を含めた意見を聞く | ||
同上 | 多機能型入所施設の建設など | 保留 |
以下は新規請願 | ||
きょうされん愛知支部 | 応益負担(定率負担)制度となる障害者自立支援法案の撤回を | 審査打ち切り |
北区住民 | 1 延長保育実施園を拡大する | 保留 |
2 一時保育実施園を拡大する |
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3 休日保育の助成制度をつくる | ||
4 学童保育助成金を実態に合わせ大幅に増額を | 不採択 | |
名古屋市学童保育連絡協議会(43人の紹介) | 1 すべての土曜日の午前中から補助を | 保留 |
2 助成対象を小学校4・5・6年生まで拡大を | ||
3 ひとり親家庭の子どもが、学童保育所に入所しやすいよう助成制度を新設する |