これで いいのでしょうか
与党議員59名が海外視察
4年間に7千万円(一人あたり120万円)
日本共産党は参加せず、中止を求めています
名古屋市議会では、議員の任期中に1回の海外視察(一人あたり最高120万円)が慣例となっていますが、緊急性も必要性も曖昧です。
この3年間に海外視察した議員は下表のように59人(自民11人・新風自民7人、公明13人、民主23人、その他5人)です。主な視察地はヨーロッパやアメリカですが、観光地や景勝などを多く訪れています。こうしたところを調査して何を名古屋市政にいかすのでしょうか。税金を使った物見遊山との疑惑を持たれるのも当然です。
日本共産党は参加せず、中止を求めています。
ラスベガスでカジノに脱線
2004年8月、名古屋市の自民、民主の市議7人が北米視察の途中ラスベガスに立ち寄りカジノに興じていたことが発覚しています。当時の新聞は「北米視察でカジノ遊び」(毎日新聞同年9月6日付)、「市議7人、視察中にカジノ」(読売新聞7日付)と報じました。
視察には、環境保護や障害者福祉などの調査を名目に、自民、民主、公明から15人が参加。視察5日目、計画にはロサンゼルス泊、市内視察としていますが、7市議は飛行機でラスベガスに赴き一泊、翌日を自由行動とした模様です。
7市議は「カジノを楽しんだが、プライベートな時間で問題ない」(中日新聞6日付)と開き直り、「(今回の視察は)特にカジノ都市のない日本人には学ぶことの多い都市」だったと、カジノ遊興を"視察"とすり替える報告書を作成、批判をかわそうとしました。
しかし、当初の目的はもちろん、7市議の報告が収録された「北米視察団報告書」の調査項目にさえ、カジノ都市の調査は入っていません。
ラスベガスを「カジノで生計を立てている、世界的にも有名で立派な都市」と書きたてる7市議の結論は、「中部国際空港の近郊のカジノ構想」というものです。
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区分= A:2004年1月(欧州) B:2004年1月〜2月(欧州) C:2004年8月(北米) D:2004年10月(欧州) E:2005年8月(アジア・オセアニア) F:2005年9月(欧州)